「弁慶、海は広いなあ。いくさのことも、忘れられる」 「いつか、おみかたが、むかえにまいりますから、それまで、ごしんぼうください」 義経と弁慶は、こうして弁慶岬の近くに暮らすようになりました。 地元のアイヌの人たちも、困っている義経たちを助けてくれました。