寿都町磯谷の海神社には、「らいねんのたけ」「いそやのたけ」という 2体の観音菩薩増があります。これは、円空というお坊さんが彫ったものだそうです。 解説 円空:1632年に、美濃国で生まれ、若くして出家(お坊さんになること)した人。 中部地方から北の地域を巡って、ナタだけを用いて、独特の仏像を刻んだ。 現在でも5千体以上が残っている。 マタギ:東北地方を中心に、古い狩りのしきたりを守って、狩りをする人々のこと。 円空を北海道に案内した人たちも、このマタギであったと言われている。