「私は、もう90才になります。あの馬が死んだのは、私が6才の時でしたから、あれから80年にもなります。 ずーっと、おまいりに来たかったのですが、やっと来られました。これで、私も安心できました」 おばあさんのお話しに、お坊さんも思わずいっしょに石碑に、手を合わせたのでした。