けれど、かけじくの回りがえらくいたんでいたので、漁師のつまは、 神社に行って、かけじくの絵を新しい台に張りかえてもらおうとしました。 ところが、この絵を前にした、神社のきとうしは、とつぜん体を ヘビのようにくねらせ、床の上をはいまわったのです。