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体をくねらせ、床の上をはいまわる祈祷師 テキスト画像9
けれど、かけじくの回りがえらくいたんでいたので、漁師のつまは、 神社に行って、かけじくの絵を新しい台に張りかえてもらおうとしました。 ところが、この絵を前にした、神社のきとうしは、とつぜん体を ヘビのようにくねらせ、床の上をはいまわったのです。