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盃と銚子を白桔梗の根元に埋める弁慶、見守るアイヌの人、義経 テキスト画像9
「そのしるしに、私のたいせつなこの金のさかずきとちょうしを、 ここにうめておきます。私がもどってきたとき、これで、 またみなさんとお酒を飲みましょう」 弁慶は、そう言うと、さかずきとちょうしを、そこに咲いていた白いキキョウの 根元に埋めました。