「寿(ことぶき)の都(みやこ)」寿都町(すっつちょう)です。寿都町は日本海渡島半島の付け根にあたり、西部から東部に走る弓状の海岸線が寿都湾を形成し、函館市と札幌市のほぼ中間に位置しております。寿都湾の豊かな資源の恩恵を受け水産業を中心に発展してきた寿都町の歴史は、2018年に開基350年を迎えます。古くはニシン漁を背景に生活が築かれ、現在は漁業とともに主な返礼品にもなっている水産加工業もまちの産業の牽引力となっています。ニシン漁で栄えた、当時の繁栄を偲ばせる旧歌棄佐藤家漁場、橋本家(旧鰊御殿)などの歴史的建造物も数多くあり、このような地域資源を活用したまちづくりにも力を注いでいます。また寿都町の「だし風」や「やませ」といった強い風は全国的に有名であり、その風をまちづくりのエネルギーに変える風力発電施設など、町民一丸となったチャレンジ精神あふれる町です。